スムーズなハンドル操作、またはスムーズイベントは、段階的で緩やかな停止や方向転換など、加速、ブレーキ、コーナリングの肯定的な運転行動です。
走行中に、Mentorはスムーズな運転行動を示す機会の回数を特定し、それをスムーズな運転行動が表示された回数と比較します。スムーズの機会をとらえた回数が多い走行では、FICO®安全運転スコアが高くなります。
スムーズなハンドル操作には次のようなものがあります。
- スムーズな発進:スムーズな発進とは乱暴なアクセル操作とは対極のものです。Mentorが、静止位置から最高速度に至るまでの段階的加速を測定し、ドライバーが常に安全な重力加速度のしきい値を超えていないか判断します。
- スムーズな停止:スムーズな発進と同様に、スムーズな停止とは、常に安全な重力加速度のしきい値以下にある安全で段階的減速を指します。
- スムーズな進路変更:スムーズな発進やスムーズな停止と同様に、スムーズな進路変更は乱暴なコーナリングの反対で、重力加速度のしきい値に基づいたものです。Mentorは、同じ道路の曲がり角やカーブを無視して、ドライバーが1つの道路から別の道路に曲がったことを識別します。次に、その進路変更の重力加速度が測定され、進路変更全体の安全しきい値を下回った場合、スムーズな進路変更が登録されます。
710以上のFICO®安全運転スコアは、「リスクは低い」評価と「リスクは非常に低い」評価を表します。これらのレベルのドライバーは、中、高、または非常に高いリスクスコアのドライバーと比較して、将来追突事故に巻き込まれる可能性が30%低くなります。